歳旦祭（元日に天王が行う）を、個人の神社で斎主一人で行う場合は、祝詞、玉串奉奠の順序はど …

斎主一名の場合の祝詞奏上法ですが、 まず、祝詞は、自分の懐に事前に入れておきます。 それを神前で笏に添え当て、二礼し祝詞を奏上し これを巻いて笏に添えて二礼二拍手一礼をしてまた 祝詞は懐中におさめますが、これは伊勢式です。 出雲式は最初に祝詞は祝詞案に乗せ神前に捧げ 斎主はその前で祝詞奏上を行い二礼四拍手一礼し 祝詞は懐中せず、また祝詞案上に捧げます。 玉串奉奠ですが、神前にすでに玉串を三方か折敷の上に用意しておき それを斎主みずから、頂き、玉串を二礼二拍手一礼の拝礼を行いますが これは伊勢式です。 出雲式の類似してますが、斎主は玉串を笏と同じように持って 二拝し、玉串を神前に捧げてから四拍手してから一礼します。 なお、陛下は拍手を行いませんし、 玉串も立玉串の方式とのことです。