春先の結婚式で、画像のような、豪華な色打掛を着ようと思っています。お花についてアドバイス …

まず、色打掛で移動なさる場合の、お裾の扱いをご確認ください。手持ちで褄取をするのか、ベルト等でおはしょりのように挙げてしまうのか。個人的には、手持ちをお勧めします。フォトラウンドで、プチギフトをお渡しなさったりするのであればベルトということになるのでしょうが、着姿がもっこりして垢抜けません。褄取は打掛が重くて少し大変かもしれませんが、優雅で見栄えが格段に上がります。ということで、お扇子のみをお勧めいたします。ブーケを持つ余裕はありませんし、色打掛の豪華さを最大限に引き立たせ、尚且つ上品にみせるにはそれが一番です。補足です：上の方がご回答くださったように、確かに少し開いた扇面にお花を施した、ブーケと末広を兼ねたようなものもあります。ただ、末広を持つ本来の意味からすると、少し違う気がするのです。高砂に到着した時や迎賓や送賓時、末広を両手で支えながら一礼するのが正式のマナーです。末広は結界を表し、こちらが下座であるということをお伝えして、お相手に敬意を示すために使用するもの、と伺っております。ある意味、神聖なものなのです。それにお花をつけてしまうと、ブーケでもなく、礼をとるためのお道具でもない、中途半端なものになってしまうのではないでしょうか。（上の方、ごめんなさい）花嫁の末広には、長い優雅な房がついていますが、礼をとるとき以外には、房を末広本体に巻き付けて帯に差しておきます。一礼するときに抜くのですが、そのタイミングや巻き付ける等のお世話は、介添人さんがしてくださるのでお任せになられて大丈夫です。褄取も、持ちやすいようにお着物をからげて、介添人さんが持たせてくださいます。移動中は、右手で褄を取って、左手は介添人さんにお預けして引いていただくので、何かを持つことはできません。末広本来の使い方をなさるほうを、お勧めいたします。