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結婚式にファーをタブー視する「年配者」について『毛皮をタブー視する年配者がいらっしゃるの …

足袋 に関するQ&Aを掲載しています。 足袋についての詳しい用語説明、しきたり、関連情報などは「足袋」をご覧ください。

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2007年10月28日 Q.質問
結婚式にファーをタブー視する「年配者」について『毛皮をタブー視する年配者がいらっしゃるので結婚式には相応しくない』との登稿を見かけますが、タブー視される年配者が本当に多いのでしょうか。タブー視される年配者に出会われた方はどのくらいらっしゃるのでしょうか。美智子皇后が皇室に入るとき、ご実家を出発されたお衣装を放映でご覧になった方もいらっしゃいましょう。たっぷりとギャザーを寄せたワンピースにミンクのショールをお召しになっていますね。その当時では、日本での洋装礼装でもファーが失礼とはいわれていません。『タブー視・・・』の登稿をなさるご意見では皇后様も失礼な装いをなさった方になるのでしょうか。私の母は昭和に近い大正生まれの立派な「年配者」ですが、娘時代に狐の襟巻きをして肌触りが良く暖かで、しかも両手が自由になるので良いと、とても気に入っていたそうです。学齢前の母の妹がアストラカンの短コートを着ていると、通りすがりのご婦人に「マア可愛い」と云われた事を、祖母が昔語りで嬉しそうに話していました。祖母は勿論明治生まれす。私も低学年の頃ウサギのケープ(赤頭巾ちゃんの着ているような物ですが白色です)が大好きで着ていました。狐・狸・兔はそれ程高価なものではなく、昭和30・40年代では襟巻きをなさった和服の方はごく普通に見かけました。これらをお召しになった方々が現代の「年配者」になりますね。また一昨年と記憶しますが国立劇場に観劇に行ったとき、栗色のミンクでふくらはぎ丈ケープをお召しになった和服姿の女性にお会いしたこともあります。むやみに動物を虐待ことは私も忌避感があります。しかし殺生がタブー視する理由でしたならば、お坊さんのように肉も魚も卵も食べない生活になってしまいます。襟や袖口、縁取りは毛皮でなければ出せない美しさもあり、素材としては代え難い物です。また日本の文化でも高級素材として毛皮・皮革は使われています。主に鹿を使いました。狂言をご覧になった方はご存知でしょうが足袋は黄色の物を用います。これは元々鹿革の足袋であった物の色だけが名残として残ったものです。「印伝」の小物をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、これは鹿革をいぶして文様を付けた物が本来の姿です。私の身辺の「年配者」は毛皮をタブー視している者は見当たらないのですが、『知恵袋』を拝見するとそのような発言が多いですね。理由をご存知の方ご教示戴けるでしょうか。

 

2007年11月04日 A.回答
まず、教会で毛皮がタブーということはありません。写真の戴冠式の場所はウェストミンスター寺院です。先頭の方がカンタベリー大主教でしょう。白衣のエリザベス女王のケープにも毛皮があしらわれているかもしれません。毛皮つきのケープをまとっている方が多く見受けられます。列席の貴族たちでしょうか。教会には、高価なものですから、信者から寄進された毛皮製品も多いです。教会は寒いですから、毛皮を纏うこともあるでしょう。(参列者も)ローマ法王がクリスマスにかぶった毛皮付きの帽子もステキでした。本当の教会での結婚式にも何度も参列していますが毛皮がタブーというのは聞いたことありません。質問者さんのお母さまの年代は、毛皮好きが多いのでは?明治末から大正、昭和にかけて毛皮を身に着けることが、日本でも季節感を表すため、ドレスアップのアイテムとして当たり前になってきたころだと思います。私の周りの年配者では毛皮好きが多いみたいです。日本の文化に関しては、武家においては革は欠かせないものです。タブーだったのは、公家社会でしょう。神道の穢れという考えがありますが、これは革を嫌います。もちろん毛皮も。殺生が云々というのは、理由になりませんね。靴もはけませんし、着物が着れませんよ。日本は絹を作るのに殺生しますから。殺生を嫌うために、絹は身につけない、または、殺生をさけるために、蚕を殺さないように作った絹などは実際にあります。なにしろ日本では、古来より、人をもてなすときは、殺生しておもてなししたのですから。おそらく、神道の穢れの考えで本当は革がタブーということが毛皮がタブーへと考え違いしている方もいるのかな?と思います。殺生が云々という方も仏教感と神道の穢れをごちゃごちゃにしてしまっているのかな?もしくは、葬式の一部のしきたりとごっちゃになってしまったのでしょう。日本の結婚式では、水鳥の羽は抜け落ちるに通じるので嫌われるというのは聞いたことあります。
 
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