結婚式会場でメインが豚肉の設定って結構ありますか？ 何件か下見をして建物が気に入ったゲス …

白金豚などの高級豚肉は存在しますし、そういったものは 牛肉よりも高価だったりしますが、披露宴でのコースには あまり登場しないのが普通だと思います。 関西では有名なシェフですが、 「高級なものもあるけど、豚肉だとどうしても日常を連想する」 という理由で特別な日のメニューとしては使わない方がいました。 生産者には申し訳ないのですが、 豚肉にはどうしてもそういうイメージがあるのかもしれません。 さて、豚肉と鱒が標準のコース設定がどうなのかという事ですが・・・ 一流ホテルではありえない事ですが、そうでなければありえます。 とくに専門式場などでは今回の食材に限らずですが、 最初の見積りは最低ランクで作成し、新郎新婦に契約させ、 後々の打ち合わせでランクアップさせていく方法を取るところもあります。 私が現役でプランナーをしていた頃は、 280万の見積りが400万超過になったというのはよく聞きました。 最もすごかったのが、 400万が最終的に600万になったという方もいましたよ。 通常、結婚式の写真は写真上で撮影する何カットかと、 披露宴に密着する形での撮影とアルバム代を含めて案内しますが、 そこの見積りは写真ワンカットのみになっていました。 司会もよほどでない限り、普通はプロに頼むので、 それも見積りには入れるのですが、そちらは勿論入れていませんでした。 料理も細かく見ると、メインがサーモンのパイ包み。 サーモン、て…。 オシャレに言ってもシャケはシャケですから。 フレンチ店のお気軽ランチかと思いましたよ。 ドリンクもフリードリンクにはしていなかったですし。 という具合にブライダルのプロが見れば、おかしな見積りを作成し、 見た目の金額を抑えて、新郎新婦に決定させ、 後から追加、ランクアップで料金を上げていくのです。 ではなぜ、初めから見積りに入れないの？ と思われると思いますが、結局は相場よりも高いからです。 お写真についてですが、私のホテルや周辺のホテルでも、 チャペル内の撮影はお断りしているところがありました。 披露宴は自由になっていましたが。 正直なところ、披露宴中の集合写真の制限は非常に珍しいと思います。 しかし、それがその式場のきまりであるのならば、 従うよりないと思いますが… 感心はしませんね。 本当に言いづらいのですが、 サーモンのパイ包みがコースで出てきた披露宴に出席した友人が、 「新郎新婦ケチってると思わない？サーモンとかありえんわ」 と話していたので、料理はランクアップされた方が良いと思います。 ちなみに友人のサーモン話も、 私が実際にお客様から伺ったとんでもない見積りの話も、 チェーン展開されている有名なゲストハウスです。 いわゆる老舗のシティホテルのブライダル担当者から見ればありえませんが、 ゲストハウスのウェディングと思えばありえる話ではあります。