キリスト教の方に質問です。 本当に、心のそこから「神やキリストはいる」と思いますか？それ …

キリスト教の方に質問です。 本当に、心のそこから「神やキリストはいる」と思いま... かのマザーテレサも晩年神の示しが一向に無く信仰に苦しんだようですね。> そのようですね。しかしだからと言って彼女の信仰が薄いとは言えません。疑うことは誠実さでもあります。 盲信することは自己欺瞞である場合が多いのです。 神の不在に苦しむことは誠実さでもあります。だからこそ死にゆく人に対し洗礼を押し付けず、相手の立場に立つことが出来たのです。 イエスでさえも磔刑のとき、「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」と絶叫しました。 信仰と盲信は紙一重であると思います 宗教は、それ自体を自ら疑い克服する面を持たないのならアヘンと成るのではないか？ どの様な宗教も、自らの教義を絶対視してしまえばアヘンです。 だから、宗教の最良の部分では、信仰を捨て去る、信仰なるものが提唱されます。 本当に、心のそこから「神やキリストはいる」と思いますか？それはなぜですか？＞ マイスター・エックハルトの言うような神であれば、信憑性があるように思います。 中世哲学 神秘思想 エックハルト 神への突破 ２ ... エックハルトは、神と考えられるもの、それは真の神では ないと言いま した』キリスト教では異端思想とされ解除されていない。 神との合一を、そして神性の無を説く。 「汝の自己から離れ、神の自己に溶け込め。さすれば、汝の自己と神の自己が完全に一つの自己となる。神と共にある汝は、神がまだ存在しない存在となり、名前無き無なることを理解するであろう」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%88 ニユッサのグレゴリウス 神への欲望 ・愛着（eros/epithymia）へと回収され，人間がより良きものへと変容するために機能するとされる。このような欲望は，復活後の生においては神への 愛（agape）へと変容する。 神への情念・愛着（エロス/エピスミア）から愛（アガペー）への転換点には，ある種の非連続が想定 されている。浄化が要請されるのは，この情念が愛へと変容する転換点においてである。死，及び第二の死である死後の浄化を経ることによってのみ復活，新た な生が成立するように，情念からの解放，浄化を経て，神への完全な愛は実現されるのであり，その愛の実現こそが実際の復活の状態に他ならない キリスト教への愛着（エロス/エピスミア）も放棄しなければアガペー（完全なる自己放棄）の愛に到達はしない。 「心の清いものは神を見る。」ということですから？ ブッタは仏教への信仰さへも捨てよといいます。 １１４６ （師ブッダが現れていった）、 ヴァッカリやバドラーヴダやアーラヴィ・ゴータマが信仰を捨て去った ように、そのように汝もまた信仰を捨て去れ。 そなたは死の領域の 彼岸に至るであろう。 ピンギヤよ。 「ブンナカよ。かれらは希望し、称賛し、熱望して、献供する。利益を得ることによって、欲望を達成しようと望んでいるのである。供儀に専念している者どもは、この世の生存を貪ってやまない。かれらは生と老衰をのり超えていない、とわたしは説く。」 （スッタ・ニパータ1043-1046、中村元訳） 既存の人間が作り出した、宗教への執着も越えなければ、真実は見えないと感じます。 しかし、現実には、既存の宗教は信者獲得の為思い込みに人を誘導しているように感じます。